まさか、自分がこの年で父親になるなんて・・・うれしい反面、高齢ならではの不安もあります。高齢で子供を持つことによる悩みを自身の体験も踏まえながら5つ挙げてみます。
- 経済的な負担
- 体力・育児に対する心配
- 自身の健康問題
- 周囲とのギャップや孤立感
- 親の高齢化
1. 経済的な負担
子供が大学に進学する頃には定年退職を迎えている可能性があり、教育費や生活費の負担が増える一方、老後の資金を準備しなければならず将来的な不安を抱えることになり、子供が成人するまで十分にサポートできるか心配になることもあります。私は48歳で第一子を授かることになるので、小学校卒業の時60歳、高校卒業の時66歳、大学卒業の時70歳・・・幸か不幸か人生100年時代で、定年についても65~70歳と延長になるかもしれませんが、体力の限界により収入減ってしまう可能性も高いです。
2. 体力・育児に対する心配
年齢を重ねると、体力の衰えが気になり、赤ちゃんの世話や育児に十分対応できるか不安を感じることがあります。特に夜泣きや頻繁な授乳など、体力を要する育児の負担をどう乗り越えるかが悩みの一つです。私も40過ぎると体力の低下と回復の遅れを感じるようになりました。外出中に若いお父さんたちが、子供を抱っこしたり、公園で子供と遊んでいる姿をみたりする姿を見ると、ほほえましくもあり、私もできるんだろうかと考えてしまいます。
3. 自身の健康問題
上のトピックと多少重複してしまいますが、高齢になると自身のいろんな病気のリスクが高まってきます。私の職場の先輩も50代に入って、病気で求職、退職。最悪、お亡くなりになる方が増えてきたと感じています。まして、私は持病持ち・・・ いやいや、持病持ちの方が健康に気を使うから、むしろ長生きするのだ・・・と自分に言い聞かせています。
4. 周囲とのギャップや孤立感
若い親が多い育児サークルや保育園、学校などで、他の保護者との年齢差によるギャップや孤立感を感じることがあります。子供と同世代の親たちとの付き合いに不安を抱くことが多いです。先日、両親学級に参加したとき、グループ討論のコーナーがあったのですが、私たち以外の3人のご夫婦は全員平成生まれでした。しかも20代! ああ、子供の運動会とか父兄会とかで彼らと一緒に活動するのかと考えると、少しブルー。
5. 親の高齢化
50歳にもなってくると、両親も75歳を超えて後期高齢者に突入してきます。元気だった両親も、足取りがおぼつかなくなったり、物忘れが激しくなったり、病気やケガが増えてきます。私の母が階段から転落して、1ヵ月近く入院したり、父の視力が悪化して運転免許を返納、買い物難民になったり、親の預金口座を確認してみると、すっからかんだったりと、まあいろいろありました。そして、これからも続きそうです。
まとめ
高齢になってくると、子供の教育費や人間関係だけでなく、自身の健康、親の介護と大きな課題がでてきます。しかし、高齢であることによるメリットもあります。それは、経験や知識が豊富であること。若い頃には気づかなかったことも、高齢になると気づくことが多いです。また、若い頃には気にも留めなかったことが、高齢になると大切だと気づくこともあります。高齢であることを活かして、子供に教えることができることも多いです。高齢パパの悩みは多いですが、それを乗り越えることで、高齢パパならではのメリットを活かして、子供と一緒に成長していきつつ、以上の課題を解消していきたいですね。
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